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2011年 本当の危機が始まる!

リーマン・ショック後、世界各国は輸出に活路を見出すため、自国通貨安に誘導している。
また、金融緩和策として紙幣をどんどん印刷している。そんな状況なのに日本は円高でデフレとなっている。どうしてなのか??・・・と疑問に感じていた時に、関さんから朝倉慶著「2011年本当の危機が始まる!」ダイヤモンド社を頂いた(感謝です)。

要するに、非鉄金属、生活必需品の値上がりから始まるハイパーインフレが今年中頃から起こるという。デフレから一挙にインフレに移行するというのである! そして国債の暴落!

ベトナムは既にハイパーインフレに突入している。 例えば、毎朝食べるフーティウ(ベトナム麺)は今まで20,000ドンだったのが、最近22,000ドン(10%)に、食後のカフェダー(アイスコーヒー)は12,000ドンから14,000ドン(17%)、バンミー(フランスパンに具を入れたもの)は8,000ドンから10,000ドン(25%)、バイク預かり料は2,000ドンから3,000ドン(50%)と単価の低い生活必需品ほど値上がり率が激しい。

値上げ方法も料金を支払うときに、「今日から値上げです」・・・と一方的に告げられるだけである。こちらも「あっ、そう」と言って支払うだけである。もう値上げは常態化しているのでこちらも一々驚いていられない。驚くのは、値上げをしないで頑張っている店である。大丈夫かなと心配してしまう。

現在、ベトナム政府はガソリン価格を補助金を出して値上げを抑えているが、テト明けには値上げすると明言している。テト前の今は例年諸物価が高騰する。もしテト前にガソリンを値上げしたら、超ハイパーインフレになってしまうからである。テト明け後、タクシーをはじめとする輸送コストにはね返るものは全て値上げとなるだろう。

クレディスイスは、2011年第1四半期におけるベトナムの消費者物価指数(CPI)について、前年同期比13%~15%上昇するとの予測を発表した。CPI上昇の理由としては、直近3年間続いている高い経済成長率、食品価格の高騰、継続的な通貨ドンの切り下げを上げている。また、現在のベトナムは、貿易赤字の拡大、ハイパーインフレ及び通貨ドンの下落といった困難に直面していると述べている。

S&Pが1月27日、日本の外貨建て・自国通貨建ての長期ソブリン格付けを「AA(ダブルA)」から「AAマイナス(ダブルAマイナス)」に1段階引き下げた。ベトナムは米ムーディーズ・インベスターズ・サービスが昨年12月15日に債務格付けを「Ba3」から「B1」に一段階引き下げている。しかし、格付け会社の格付けをそのまま信用していいものか? 

この本の中の一節で朝倉慶氏は格付け会社への過信が問題だと指摘している。市場で最初に動くのはCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)などのデリバティブ指標で、格付け会社の格付けは「後追い」である。
しかし、日本の投資家はこの格付けを金科玉条のように思っているので、格下げがあれば売るという投資方針を公表している。これでは「騙し」全盛のデリバティブの時代にあって、手の内をさらけ出しているだけだ。世界のプロ投資家は格付けなどはまったく当てにしておらず、独自の判断基準を持っている。その地に落ちた格付けを頼りにしているばかりか、それを公表しているのだから、欧米の投資家に「私はアマチュアです、どうぞお金を取っていってください!」と貢ぐようなものだ。日本人は人がよすぎると書いている。

デリバティブにサムライ精神は通用しない。判断基準は他人が作ったデータを基にする。自分で判断するのは責任が生じるし、そもそも自立の精神がないので判断できない。特に日本を動かしている官僚がそうなのだからまっことどうしようもないぜよ。自分(日本)の身は自分(日本)で守る! 
最近、土佐弁が出てきてしまうが、これは「龍馬伝」をDVDで見ているため。新暦と旧暦の正月に全て見終わる予定。DVDを頂いた中井さんに感謝です。

兎にも角にも、我々の今後の対処法としては、資金のある人は金(ゴールド)に換えておいたほうがいい。また、色々な物事はデジタル化することにより、無料もしくは格安で使えるようになるので、自らの情報革命を起こすべきぜよ。この件に関しては次回ブログで詳しく書いていくぜよ。


以下は、『2011年 本当の危機が始まる!』のまえがきです。ちょっと長いですが、興味のある方は読んでみてください。
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まえがき(新著『2011年 本当の危機が始まる!』より)

 「失われた20年」、まさに日本はこの20年、全く成長を止めたかのようでした。20年前を思い出してください。
 その時から給料は上がったのでしょうか? 物価は? 土地の値段は? おそらくほとんど変わっていないでしょう。日本のデフレは歴史上でも稀有なことに10数年も続いています。過去20年間の消費者物価上昇率は平均0.5%のプラス、この10年に限ると0.3%のマイナス、まさに時が止まったようです。
 バブル全盛期だった1980年代後半、日本電信公社はNTTとして東証に上場、公募価格は119万円で日本中に多くの株主が誕生したのです。人気沸騰、上場初日に値がつかず翌日160万円で値がつき、一気に暴騰し、300万円まで駆け上がりました。日本中で金が溢れ、にわか成金が続出したのです。まさにバブルでした。
 当時のNTTの時価総額30兆円でドイツの株式市場が全て買えると言われたのでした。
 また土地の値上がりも驚くほどで、庶民のマイホームの夢は遠のくとの非難合唱が起こりました。
 当時の東京の地価でアメリカ全土が2つ買えるほどだ、と言われたのでした。「ジャパンアズナンバー1」と日本の発展は永遠に続くかのようでした。当時の中国のイメージと言えば、今の北朝鮮ではないですが、人民服を着た大勢の人達が怒涛のように自転車で往来し道路が溢れかえっている姿でした。

2011年、日本はデフレから脱却し、怒涛のインフレが押し寄せる!?
 それから20年、全く世界の構図は変わりました。まるで日本だけが取り残されたかのように成長の果実を受け取ることができなかったのです。
 「デフレ」、この言葉にはもううんざりという気分でしょう。1年か2年ならいいが、10数年も続くとは! そしてこの2011年はいよいよこの「デフレ」から脱却できる年になるのです。一見、念願がかなってデフレから脱却と思いきやそれは違います。実は思いもかけないインフレが海外からやってきて、日本全体への直撃が始まる年なのです。長らくデフレで苦しんだ日本が待ちに待ったインフレは、成長が止まったこの20年間分を一気に埋めるかのように怒涛のような勢いで日本全体を呑み込んでくるでしょう。そしてもうこれから二度とデフレに戻ることのない世界が始まるのです。この大きな転換点こそが2011年なのです。
 やっとインフレか、景気回復だね、と思いきやそれは違う。日本に襲来するのはもっとも恐ろしい必需品だけのインフレ、日本で手に入らないもののインフレ、庶民が涙するインフレなのです。すでにその波は少しずつ押し寄せてきています。この夏の異常気象で野菜が高騰しました。レタスが4倍! サンマが10倍! これはこの夏起きた一時的なことで今は収まっています。しかし重大な前兆がここにあるのです。実は本格的に訪れる必需品の高騰の前触れが徐々に起こってきているのです。
 今や驚くべき勢いで発展するアジア地域、自動車の販売は二桁増があらゆるアジア諸国で起こっています。この地域では株の上昇も留まることを知りません。道路のインフラ整備、港湾の拡張、都市化の波、ありとあらゆる発展の波が、中国から東南アジアへそしてインドという風に広がってゆくのです。「アジアにこそ未来がある」「この地域の発展の果実を取ろう」と、日本中この高成長にあやかろうと思っています。
 一向に良くならない日本経済に業を煮やし、驚くような金融緩和をこれでもか! これでもか! と押し進めるわけですが、このあり余った無尽蔵の資金は日本など目もくれずアジア地域にそっくり投下されています。今アジア地域はファイナンス(資金)の心配はほとんどないと言っていいでしょう。まだまだ大きな発展、拡大が約束されているようです。
 しかしここで考えてみましょう、中国の13億人、東南アジア諸国6億人、そしてインドの12億人、おおよそ30億人のエリアが驚くような勢いで拡大、発展するさまを! いったいこれから石油、ガソリンはどのくらいいるのですか? 銅は? ニッケルは? 鉄鉱石は? そして食糧は? 飼料は? 
 すでに、これらの非鉄金属、穀物を含めた食糧も気づかないかもしれませんが、確実に値上がりしてきているのです。金(ゴールド)は10年前の5倍以上ですが、これら非鉄金属や石油、食糧も10年で全て2倍から5倍以上に上昇しています。当たり前でしょう。30億人のアジア地域が目覚め、さらにブラジルをはじめとする南米や東欧地域まで発展してきたのですから、資源が足りるわけがありません。いったいあとどの位、地球上に資源は残っているのでしょうか? 石油は、銅は?
 驚くべき真性インフレの波がまず、この非鉄金属や食糧からやってくるのが2011年です。今の値上がりはその助走段階にしか過ぎません。銅をはじめとする非鉄の高騰が始まるのです。石油ショックを上回るメタルショックが全世界を襲ってくるでしょう。限りない需要についに供給が追い付かないのです。そしてこの基礎物資の高騰はやがて金利の高騰への限りない圧力を生み出してくるに違いありません。

 「デフレを止めろ!」と言って一生懸命日本中でインフレを目指しているわけですが、ご安心ください、2011年、海外からしっかりインフレがやってくるのです。日本の限りない金融緩和がもたらしてくれたものが世界に伝播し、お望み通りのインフレとなってやってきます。日本人だけではいくらやっても起こせなかったインフレが、アジア30億人の力を借りて、悲願の夢をかなえてくれるのです。そして日本人はその時、インフレとはどういうものなのか、知ることになるのです。2011年、日本人は驚くことでしょう。インフレの恐ろしさを目の当りにするのです。
 そして同じく世界も大きく変化するでしょう。デフレからインフレへの変化です。日米欧では不景気は変わりませんし、仕事も増えもしません。それなのにインフレが襲ってくるのです。必需品だけが異常な値上がりとなるのです。発展を求めていよいよ限りある資源の奪い合いが本格化すると思えばいいでしょう。リーマン・ショックから脱出するため、投下した山のような資金は日米欧を通り越し、BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)そしてアジア地域で爆発して世界を破滅させるインフレに追い込んでいきます。ついに溢れかえったマネーの逆襲が全世界で始まろうとしているのです。

インフレの先にある、さらなる危機とは?
 今回のインフレは初期段階、実は物が上がって庶民が苦しんでいるうちはまだかわいいほうなのです。本当に怖いのはそれからで、この物価上昇の勢いが金利に火をつけることなのです。金融市場にこの必需品上昇の勢いが伝播することが恐ろしいことなのです。仮にこのような諸物価の高騰に音を上げて金利上昇ということになればどうなりますか? 日本で金利が通常レベルとされる5%になったらどうですか? 1,000兆円も借金がある日本国は金利支払いだけで50兆円、税収が37兆円しかないのですよ! 国家破綻ではないですか!
 国債はどうなります? 郵貯はその資産の8割以上が国債で約155兆円も保有しているのです。金利が5%になろうものなら国債は大暴落含み損だけで40兆円以上になるでしょう。仮に10%の金利ともなれば半分の70兆円以上無くなってしまいます。これで金融システムが持つと思いますか?
 いよいよこのような恐ろしい流れが始まるのが2011年、そしてこの流れは2012年にかけて加速、世界中で勢いがついてくることでしょう。リーマン・ショックなど幕開けにしか過ぎなかったのです。大混乱の本番、株の暴落よりも数段恐ろしい債券の大暴落(金利高騰)による全世界的な資本主義システムの崩壊の序曲が鳴り始めるのです。



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プロフィール

ドクトルさかもと

Author:ドクトルさかもと
1949年八王子生まれ
1973年立教大学社会学部観光学科卒業
旅行会社、貿易商社、自営業を経験
Bepal親子の印度哲学の旅 フンザ王国でのお花見
リオのカーニバルで踊りまくり等のイベント実施

近未来遊楽生活
5FA35EE4-60C6-4362-AF63-1DDB31E45891.jpg リアルとバーチャルの境界が溶け始めてきた現在と近未来を見据えて、「近未来遊楽生活」を始めました。ブログ「熱帯楽園倶楽部」の発展系です。 遊楽生活には、大/小道具、大/小イベントが必要と考えています。その道具類の導入から使いこなし、イベント(旅、パーティー)の楽しさ等々を面白おかしく書き綴っていきます。 リアル拠点はホーチミン市と八王子市にあります。
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