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~風まかせ、臭いまかせ~ Bepal親子の印度哲学の旅   最終話

ガート

ついにバラナシー(以前の呼び方はベナレス)に到着した。ここはヒンズー教最大の聖地で、ガンジス河が流れている。ここで焼かれて遺灰をガンジス河に流されるのがヒンズー教徒の一番幸せな終わり方だ。旧市街の西岸に沿って約60ものガート(沐浴場)があり、そこは火葬場としても使われている。ガートに下りていく道沿いには死ぬのを目的とした人(乞食)がずらっと並んでいる。男は白、女は赤の布に包んで、薪のうえに乗せ、衆人の前で焼かれ、そのあとの遺灰も骨も河の中に投げ込まれるのである。今回は老婆が焼かれているところを見た。

40年前の光景は今でも覚えている。薪を調達できる人は幸せで、お金のない人はそのまま河に流される。舟で河に出ていた時、死体がぷかぷかと浮いているではないか。その死体にカラスが数羽とまり、死体を突いている。河岸を見ると、流れ着いた死体を犬が食べている。その犬たちの犬相はまさに畜生界そのものであった。犬もどんな行いをしているかによって相が変わってくる。

ガートでの美里  イケメン

ガートではお祭りをやっていた。そこに出演していた男たちの中にイケメンがいた。
美里なんか完全に一目惚れで、翌日もまた行こうよということで2度も見に行ってしまったくらいのイケメンだ。美里は恥ずかしいので、遠くからしか彼の写真を撮ることができない。そこで、お父さんの出番だ! Touchのカメラはズームが効かないので、ステージに接近せざるを得ない。男が男をおっかけるのは、普通はあまりないので、かなり接近して撮れた。近くにいた日本人?のおばさんが羨ましそうに微笑んでいた・・・(きっとおばさんもこのイケメンに入れ込んでいたに違いない!)
     そのイケメンのビデオ ↓



ガートの近くに旧市街が広がっているが、ここをふらふらと臭いまかせに歩くのがよい。
娘と二人でというのが面白い。典型的な印度が残っているバラナシーの旧市街をふらふらと歩いていると完全に別世界に来ている様だ・・・!
臭いまかせかの臭いとは小便の臭いだ。基本的にはこの臭いを避けながら歩くのだが、役に立つ時もある。即ち、自分が小便をしたい時だ。最適な場所がすぐに分かる。

ビデオと同じ路地を、ある理由で夜歩くことになった。祭りで混んでおり、祠のある場所に来ると渋滞になっている。まいったな~と思っていると、うしろポケットあたりのケツを触られているようだ・・・、その手をぐっと掴んで、4本指のエビ反りをしかけた。あんちゃんそれを何とか凌いで逃げって行った・・。しかし、問題は金額ではないのだ、その価値の大きさなのだ!そう、何を隠そう、これがなくなったら、ここから本当の1日1ドルの旅になるのだった!オーマイブッダ、合掌



日本女性の名前を書いた看板をいくつか見た。「けいこの店」とか書いてあるのだ。
なんでも、印度のイケメンをゲットしてバラナシーに住み着いている日本女性が経営している店だとか。草食系日本男子に愛そうを尽かしてワイルドな印度男と結婚したのか。いや~女性の環境適応力には恐れ入ります。


一番星と大塔

バラナシで3泊した後、昼間の列車で哲学の旅の目的地である仏教最高の聖地ブダガヤに到着した。美里は行きたくないらしかったが、ここはどくとるとしては譲れない。
というのも、あれから40年・・・、今の美里と同じ年令の頃に印度放浪をした時に一番影響を受けた地だからだ。チベッタンキャンプ(チベットの難民がテントで生活していた)に泊まり、瞑想をし、タブラバーヤ(太鼓に似た印度の打楽器)の音色に聞き惚れたのである。

40年後も大菩提寺の大塔は凛々しく立っていたが、チベッタンキャンプはなくなり、チベット人はおみやげ店を営んでいた。また、仏陀が成道したときに座っていた金剛座、その隣にあった菩提樹も厳重な囲いで制限されていた。世界遺産に登録されたためだろう。
40年前は囲いがなかったので、金剛座のすぐ近くまで行けた。ほんまにここで仏陀が49日間も瞑想したのかよと思うくらい大らかだった。しかし、厳重になったお陰で、かえって荘厳さがでてきている。

金剛座正面

金剛座の真正面は恐れ多いのか誰もいなかったので、どくとるはそこで座禅を組み瞑想に入った。蠅がたかっても動かない。何があっても目を開けないとの気合をいれて・・・。
瞑想に入ってすぐに今は亡き両親と兄の顔が浮かんできた。あぁ俺は今仏陀が禅定に入ったその真ん前で瞑想している・・・、仏教も2500年経った現在では色々に分派しているが、すべての元はここから始まったんだ、オリジナルの地・・・、等々を思念していると、自然と涙が溢れてきた・・・・。

合掌


ぷらす

最終話なので、その他の面白い写真とビデオをセレクトしてアップしちゃいます。

絞首刑?

不気味なマネキン

汗をナプキンで拭いたら・・

Buddha Hair Salon
ブダガヤならではの恐れ多いネーミング




ブダガヤの後、コルカタ(昔の呼び名はカルカッタ)で2泊、バンコクで1泊してホーチミンに戻った。ここで面白い句に出会ったので、紹介しよう → 「凝る肩むかしは軽かった」 





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プロフィール

ドクトルさかもと

Author:ドクトルさかもと
1949年八王子生まれ
1973年立教大学社会学部観光学科卒業
旅行会社、貿易商社、自営業を経験
Bepal親子の印度哲学の旅 フンザ王国でのお花見
リオのカーニバルで踊りまくり等のイベント実施

近未来遊楽生活
5FA35EE4-60C6-4362-AF63-1DDB31E45891.jpg リアルとバーチャルの境界が溶け始めてきた現在と近未来を見据えて、「近未来遊楽生活」を始めました。ブログ「熱帯楽園倶楽部」の発展系です。 遊楽生活には、大/小道具、大/小イベントが必要と考えています。その道具類の導入から使いこなし、イベント(旅、パーティー)の楽しさ等々を面白おかしく書き綴っていきます。 リアル拠点はホーチミン市と八王子市にあります。
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