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天風先生と野田先生

友人が「坂本さん、これは僕が座右の銘としている思想家中村天風先生の本です」と言って、すごい本を差し入れてくれた。

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いやぁ~、確かに凄い! 何がすごいかと言うと、神とか仏(他の言葉で言えば、宇宙霊、妙法、ブラフマン、造物主)とはなにか、ということを普通の平易な言葉でズバリと解き明かしているからである。そして、解き明かすだけでなく、実践する方法も示している。

この本を読んでいて、野田一夫先生 ←(1年前のブログで紹介) のことがすぐに頭に浮かんできた。なぜ浮かんできたかというと、野田先生の授業(経営学)は一般的な授業ではなく、経営実務の話は一部であとは要するに「心の有り様」を様々な例え話を交えて面白おかしくグサリと話す。

例えば、先生の授業が始まってから遅れてきた学生がそのまま後ろの方の席に着くと、「君、なぜ遅れてきたのに何の挨拶もせずにこそこそと入ってくるのか。人間は態度、物腰、礼儀が大事だぞ」とか、ある日の授業では先生が教室に入ってくるなり、いきなり黒板に大きく「愛知」と書いた。「君たち、これが分かるか? 僕は愛知県生まれだが(笑)、君たちは一生、知を愛する人間にならなきゃいけない」とか・・・、カッコウいいんだよな。どくとるなどは完全に感化されてしまった。

最近、野田先生は「悔しかったら年を取れ!」ゲーテビジネス新書 780円という本を出された。ぜひ、熟読したいと思っている本なので、ご来越間近の風ツアーメンバーご持参願います。

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野田先生はなんというか、物事の根本から考えて話をする。自分の内なる声に従って、心の底まで降りて話す。だから、パネルディスカッションなどに先生が参加すると大いに盛り上がる。極端な言い方をすれば、テーマと反対なことをぶち上げ、参加者の度肝を抜いてからその理由を述べていく。その理由が根本を突いているものだから皆納得ということになる。

こういう恩師に巡り合え、弟子になれたことはどくとるの財産である。弟子というのはいつも先生の身近にいなければならないということではない。先生の言葉に深く感動し、心の琴線が揺さぶられ、DNAとなって潜在意識の中に入り込んでいる。だから、意識せずとも先生の生き方みたいなものが現出してくる。

さらに、今はインターネットの時代なので、恩師の動向がベトナムにいてもよく分かる。(グーグルアラートを野田一夫でかけておけば、先生の記事が出た時にメールで知らせてくれる)つい最近は定員30名の事業構想大学院大学を青山に立ち上げている。
 
2010年8月のブログで孫正義の新30年ビジョン、  吼える孫正義氏を取り上げたが、その時に我がDNAが騒いだ。
やはり孫さんは野田先生の弟子であったのだ。ネットでその関係を調べたら、野田先生が以下のようなことを述べている。

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『昨年ある雑誌でソフトバンクの孫正義君と対談した際、彼が30年も昔の僕との会話を克明に覚えていたことに驚いた。“夢”と“志”の違いについて、僕は「夢は誰もが心に描く快い願望だが、志は人々の願望を実現せんとする厳しい決意だ」と彼に説いて聞かせたそうだ。以来、孫君はその言葉を片時も忘れずに生きてきたとのことだった』

今回、中村天風先生の本を読んで感じたことは、野田先生と天風先生は色々な相似点があることだ。まずお二人とも根本を考えるという点で似ており、名言が自然と出ている。例えば、天風先生「笑っているとき、人間は最も強い」 野田先生「他人と比べるな、過去の自分と比べよ」

天風先生は1876年生れで享年92歳の1968年に亡くなられているが、30歳のとき当時不治の病と言われた結核(それも奔馬性肺結核、症状が派手で、馬が疾走するように速く病状が進行し、死に至る悪性の肺結核)になったが、それも治してしまい亡くなるまで元気に活躍されていた。
あらゆる業界に弟子がいる。例えば、松下幸之助、山本五十六(元帥)、稲盛和夫(京セラ創業者)、倉田主税(日立製作所社長)、越後正一(伊藤忠社長)、砂野仁(川崎重工社長)、原敬(首相)、東郷平八郎(元帥)、ロックフェラー3世等々。

野田先生は1927年生れ。今年85歳だが、背筋がピンとしており今だ各方面で元気にバリバリ活躍されている。東京大学文学部社会学科卒業。東京大学大学院特別研究生、マサチューセッツ工科大学ポストドクトラル・フェロー、立教大学社会学部教授、多摩大学、宮城大学それぞれの設立に関わり初代学長を歴任。ピーター・ドラッカーを翻訳し日本に初めて紹介したことでも有名、財団法人日本総合研究所会長、財団法人社会開発研究センター会長、多摩大学名誉学長。全国経営者団体連合会会長、高崎商科大学客員教授などを務める。ベンチャー三銃士といわれる澤田秀雄・エイチ・アイ・エスグループ代表、孫正義・ソフトバンク社長、南部靖之・パソナグループ代表も野田先生を師と慕っている。

天風先生と野田先生の年の差は51年あるが、野田先生の若かりし頃と天風先生の晩年に接点があったのではないかと感じる。 お二人は姿かたちも似ている・・・。

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   天風先生

fc2blog_20120623180752589.jpg 野田先生                                            

ぷらす
成功の反対は、失敗ではなく、何もしないこと。

野田一夫


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プロフィール

ドクトルさかもと

Author:ドクトルさかもと
1949年八王子生まれ
1973年立教大学社会学部観光学科卒業
旅行会社、貿易商社、自営業を経験
Bepal親子の印度哲学の旅 フンザ王国でのお花見
リオのカーニバルで踊りまくり等のイベント実施

近未来遊楽生活
5FA35EE4-60C6-4362-AF63-1DDB31E45891.jpg リアルとバーチャルの境界が溶け始めてきた現在と近未来を見据えて、「近未来遊楽生活」を始めました。ブログ「熱帯楽園倶楽部」の発展系です。 遊楽生活には、大/小道具、大/小イベントが必要と考えています。その道具類の導入から使いこなし、イベント(旅、パーティー)の楽しさ等々を面白おかしく書き綴っていきます。 リアル拠点はホーチミン市と八王子市にあります。
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