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株バブル勃発、円は大暴落

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朝倉慶の本は結構読んでいるが、最新書籍はなかなかである。「株バブル勃発、円は大暴落」幻冬社。朝倉慶は子供の頃から”賭け事”が好きだったようで、そこらの経済学者にはない博才を感じさせる。今の経済社会は理論通りには行かず、心理学的な動きのほうが大きいので、朝倉慶のような人の予想が当たるのだろう。「経済予測の超プロ・朝倉慶」と言われている。

朝倉慶は一貫して、円相場は2011年10月31日の75.32円で歴史的な高値をつけて、今後は円安の方向へ行くと述べてきた。1971年、ニクソンショックから始まった円高の流れは2011年で終了。40年間にわたった円高トレンドは終わり、今後数十年にわたる大きな円安トレンドに入った。

2013年3月末に金融円滑化法が終了して参議院選挙が終われば、一気に日本の流れは変わる。全国で倒産ラッシュが始まり、予定されていた消費税引き上げが吹っ飛ぶような激変が待っている。そして、安部政権のインフレ政策の下、円安と共に物価上昇が始まる。給料は上がらず、物価だけが上がってくるというスタフフレーションが始まる。

安部内閣の内閣官房参与(経済担当)である浜田広一教授の政策に対して、朝倉慶は手厳しい。
即ち、金融緩和の行き過ぎから起こるインフレ懸念に対し、「インフレが起きたら、そこで止めればいい」と浜田教授は言っている。どのように止めるの? 勢いのついた相場と言うものは手がつけられなくなる。学者やリフレ派の言っていることは、総じて相場感覚が皆無だ。

浜田教授が研究してきたと思われる20世紀の経済は、金融の力は今ほど大きくはなく、マーケットの力もさほどではなかった。しかし、今の金融マーケットは怪物のように肥大化している(・・・故に浜田理論は当てはまらない)。金融規模はGDPの規模の4倍に達している。世界のGDPがおよそ5000兆円なのに対して、金融規模はその4倍の2京円。さらにデリバティブの総額は7京円という驚くべき額に膨張している。

「インフレが起きたら、そこで止めればいい」・・・古今東西インフレを止める方法は金利引き上げだが、日本はインフレになったら、金利を引き上げることができますか? 日本には1000兆円の借金がある。税収は43兆円。金利が1%のいまは利払いが10兆円に満たないが、それでも2017年には今の低金利状態でも17兆円まで金利支払いが膨らむという試算を日本総研は出している。金利が2%になったら34兆円、5%になったら85兆円となる。

日本の予算は90兆円で税収は43兆円、更に借金が1000兆円ある。家計にたとえれば、430万円の年収で900万円の暮らしをして、さらに1億円の借金があるということ。そんな家計はいつまでも続くわけがなく、破綻するはずだ。

量的緩和政策により、日銀が購入した国債を売却することによって、市場から資金を吸い上げる方法が考えられるが、そもそもインフレになるということは金利が上がるということで、言葉を換えれば国債の価格が下がる(金利上昇)ことで、インフレ退治のために日銀が保有している国債を売り出そうものなら、国債価格は大暴落する(金利の暴騰)。だから金利を上げてインフレ退治はできないと朝倉慶は警告している。

この1000兆円分の国債は日本国民が金融機関を通して間接的に保有しているので、国債が大暴落したら、日本国民の財産が紙くずになってしまうことを意味する。こうして国は国民への借金を合法的に踏み倒すことができる。

アベノミクスは長い間続いていた閉塞感を打破していることは評価できる。円安に向かっているし、インフレ傾向も出てきている。そして、その先2%を越えるインフレになった時は浜田教授の言うように「止めればいい」と・・・、どくとるもそんなものかと思っていた。

しかし、所謂「430万円の年収で900万円の暮らしをして、さらに1億円の借金があるという状態」を如何に解消するのだろうか・・・、は常に心に引っかかっていた。それを朝倉慶がズバリ切っている。

ハイパーインフレに備えて、現金や預金(持っている人のみ)は早めに株、不動産、外貨、金に換えておいた方がよさそうだ。



ぷらす

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以前、律儀なヘビを紹介しましたが、

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律儀な木もあるんですね。
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From 10/Jun/10
プロフィール

ドクトルさかもと

Author:ドクトルさかもと
人生は楽しむためにある(衆生所遊楽)と考え行動する人の倶楽部です。人生(生活)を楽しむには健康で、ロマンのあるやるべきことを持ち、コミュニケーションを大切にし、セレンディピティを生かすことだと考えています。
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どくとるさかもとプロフィール
doctole_2015032215022060c.jpg 1949年東京生まれ。 1973年立教大学社会学部観光学科卒業。ホーチミン市在住。 貿易専門商社で輸出入、委託加工貿易を担当し、世界50カ国以上に出張経験を持つ。ベトナムではベトナム初の日本料理店を開店させたり、初代駐在所長を歴任し、駐在事務所設立や各公団との事業提携及び生産管理などを行う。 1995年、貿易専門商社より独立しインドシナビジネスネットワーク社を設立。 2005年5月、日本からお花見セットを持参してフンザ王国でお花見を敢行。 2007年2月、リオのカーニバルにマツケンの衣装を着て参加、リオNo.1のディスコで踊りまくる。 還暦を契機に、長年の考えを具現化した熱帯楽園倶楽部を立上げ、更に人生を大いに楽しもうとしている。 キャッチフレーズ:ウソと冗談の嫌いなどくとる
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